2021-10-19

霞ヶ関キャピタル社長が語る「『コンサルティング型デベロッパー』と『ファンドマネジメント』の融合モデルを次の次元に」

河本幸士郎・霞ヶ関キャピタル社長

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ホテル、再エネにもさらなる可能性


 我々が手掛けているアパートメントホテルの稼働は、やはりコロナもあって各地で低い状況が続いています。ただ、省力化による低コスト運営でキャッシュフローは黒字ですから、マーケットが少しでも回復してくれば、強みが出ると思います。

 再生可能エネルギー事業は太陽光の適地が減少する中で様々な可能性を探ると同時に、陸上の大型風力発電開発に向けて、土地を取得しています。

 さらに、国内にとどまらず海外にも目を向けていきます。我々が手掛けている「冷凍冷蔵倉庫」はアジアでもニーズの強いものだと思います。

 これからも我々は価値を生み出し、変化を起こし続ける会社でありたいと思っています。そして、事業の規模は大きくなったとしても、ベンチャー企業としてのカルチャーは残り続けるだろうと思っているんです。

 我々のビジネスの姿を例えるなら、種を植えて芽が出て、小さな花が咲くところまで我々単独で一生懸命頑張って、様々なパートナーとともに花畑にしていくという存在でありたいと思っています。

河本幸士郎 こうもと・こうしろう
1973年11月兵庫県生まれ。大阪大学経済学部卒業。99年明豊ファシリティワークス入社。2003年グローバンス入社。06年グロブナー・ファンド・マネジメント・ジャパン・リミテッド入社。15年霞ヶ関キャピタル代表取締役社長に就任。

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