「困った人を助けたい」この意識だけで…
当社の強みは技術力です。データリカバリー、フォレンジクス、サイバーセキュリティ、いずれの事業も世界レベルだと自負しています。しかも、大企業のように数年かけて研究開発をするのではなく、「野戦病院」のように日々現場で揉まれたエンジニア達が、自らの創意工夫で開発する風土になっているのです。
当社の企業理念は「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」です。とにかく目の前にいる困った人を助けたい、その意識だけで仕事をしていると言えます。当社では全社員が同じ志を持っているのです。
ですから、困った人を助けるための技術、サービスに向けた投資には力を惜しみません。一方で、我々も株式会社ですから利益を出さなければなりません。困った人を助けながら、いかに利益を出すかという点も踏まえて、経営者としては2軸を意識しながら会社経営をしています。
今、40行の地方銀行さんと連携して、地域の企業に向けて商品の提案やセミナーを開催しています。また、メーカーとの提携も進んでおり、我々の事業の販路拡大については手応えを感じています。
さらに今は、海外にも目を向けています。世界には我々のように、リカバリー、フォレンジクス、サイバーセキュリティという3つの機能を1社でまかなっている企業は、ほぼありません。そこで世界中の困っている人を助けるべく、日本人の若者を教育しています。すでに欧州、アメリカ、アジアに展開することを決めています。
また日本の政治、行政に対しても、我々の「現場からの声」を届け、少しでも困った人を助け、困った人が出ない環境構築の一助となれればと思います。