2021-12-23

ワクチン接種推進担当大臣に聞く! コロナ対策と経済再生の両立をどう図るか?

堀内 詔子・ワクチン接種推進担当大臣


ワクチン・検査パッケージを活用して経済活動の再開を



 ―― 今回のコロナ禍というのは、人間も自然界の一部だということを改めて思い知らされたわけですが、感染症は今後も来るわけですね。

 堀内 そうですね。おそらく今後も予期せぬことがまだまだ起こり得ると思います。

 それこそ昨年まで環境副大臣をさせていただいておりましたが、気候変動はいろいろな作物などに大きい影響を与えるものですが、人間にも大きな影響を与えているんだと思います。

 そういう意味で、これから地球が温暖化していく中で、今まで人類が会ってないようなことに遭遇することは、大いにあると思いますので、それらに備えることは非常に大事なことだと思います。

 ―― 今後はコロナ対策と経済再生の両立を図っていくことになります。現在はワクチン接種証明の活用などが議論されていますが、経済再生にあたっては、どのようなスタンスで考えていきますか。

 堀内 今はワクチン接種や陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」ということを提唱しておりまして、ワクチン・検査パッケージを最大限活用していただくことで、経済活動を安心して再開していただけると考えております。

 例えば、飲食店さんもそういったものをお見せすることによって、お店に安心してお客さまも入っていただけるし、逆にお店の方も、それによってお客さまから感染させられてしまうのではないかというご心配もなく営業ができるようになります。

 ですから、旅行にしても、イベントにしても、そういったものを最大限有効に活用していただくことが望ましいと思っております。

 ―― ワクチン・検査パッケージを活用することで、店員さんにも、お客さんにも両方の安心を担保すると。

 堀内 ええ。社会経済活動の再開については、ワクチン・検査パッケージというものもしっかり活用していただき、一日も早く、通常に近い社会活動の回復に取り組んでいただければと思います。

 

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