2024-03-06

JFEHD社長に北野嘉久氏 脱炭素に向けた技術開発が課題

北野嘉久・JFEスチール社長

デスク「鉄鋼大手・JFEホールディングスで社長交代があるね」

記者「社長には現在JFEスチール社長の北野嘉久氏が昇格、後任のスチール社長には副社長の広瀬政之氏が就きます」

デスク「北野氏はどんな人物?」

記者「1958年2月茨城県生まれで、82年に東京工業大学大学院総合理工学研究科修了後、川崎製鉄(現・JFEスチール)に入社しました。鉄鋼のダイナミックさ、川崎製鉄が『技術者集団』であることに惹かれ、入社を決めたとのことです。企業の将来像を『私は技術者だが、やはり技術で新しい夢を描く会社でありたい』と話してきました」

デスク「脱炭素は難しい課題となっているね」

記者「JFEは水素を使って二酸化炭素をメタンにして活用する『カーボンリサイクル高炉』や『水素還元製鉄』など新技術開発に取り組んでおり、北野氏は技術者の視点で道筋をつけることが求められます」

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