2022-02-19

『パソナグループ』が淡路島に≪禅≫が体験できる施設を開設

南部靖之・パソナグループ代表

東京・大手町から淡路島に本社機能の一部を移転して約1年半、パソナグループが淡路島で新たな仕掛けを始める。ある日のデスクと記者の会話から――。

 

デスク「パソナグループが淡路島で禅が体験できる施設を開設するみたいだね」

記者「ええ。『禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)』という施設のようで、建物は建築業界で最も権威のある賞のひとつ『プリツカー賞』を受賞した建築家の坂茂さんが設計し、自然と調和した木材を活用した施設にする予定です。宿泊機能もありますが、通常のホテルではなく、360度に広がる絶景を見ながら座禅を組んだり、ヨガをしたりできる施設にしたい考えです」

デスク「東京・大手町から淡路島に本社機能の一部を移転して約1年半が経った中での決断だ」

記者「そうですね。いまはコロナ禍でインバウンド(訪日観光客)需要も蒸発していますが、禅は外国人の関心も高いことから、アフターコロナの話題になるとみられます。グループ代表の南部靖之氏は『数字を見るのも大事だけれども、これからは心の黒字を目指すべき』と話しており、国生み神話に由来する淡路島で、日本の精神風土を取り戻したい考えです」

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