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平成28年度『財界賞』『経営者賞』決定

11月9日(水)、平成28年度『財界賞経営者賞』の選考会が、東京・紀尾井町のホテル・ニューオータニ東京で開催された。世界は米国でのトランプ大統領誕生、日本では脱デフレも正念場を迎える中、投資や消費が足踏みを続けるなど、先行き不透明感も強まっている。世界的に混乱、そして分断・分裂状況が続く中、未来につながる活動を展開しているリーダーを選ぼうと論議は白熱した。

●『財界賞』
   小林 喜光 (こばやし・よしみつ) 経済同友会代表幹事

●『財界賞特別賞』
   小宮山 宏 (こみやま・ひろし) 三菱総合研究所理事長

●『経営者賞』
   泉谷 直木 (いずみや・なおき) アサヒグループホールディングス会長兼CEO
   牧野 明次 (まきの・あきじ) 岩谷産業会長兼CEO
   唐池 恒二 (からいけ・こうじ) 九州旅客鉄道会長
   デービッド アトキンソン 小西美術工藝社社長
   小林 りん (こばやし・りん) インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢代表理事


◆授賞理由

『財界賞』 小林 喜光 氏 (経済同友会代表幹事)
 持続可能な社会づくりに向け、「政権とは是々非々で臨む」と、時に、政権に苦言を呈しながら、財政健全化や構造改革の道筋を提言してきた小林喜光氏。
また「なぜ、生きているのか」という根源的な問いを追いつづけ、イスラエルのヘブライ大学、イタリアのピサ大学に留学。そうした経験を背景に、同友会代表幹事として、経営のあり方や働き方など、現代の諸問題に対し、幅広い視点で意見を述べ、2016年に創立70周年を迎えた同友会の議論を活性化させてきた。


『財界賞特別賞』 小宮山 宏 氏 (三菱総合研究所理事長)
 「学界から外に出て、産業界の正規のメンバーからは“特別会員”ぐらいには認知されたのではないかなと思います」
第28代東京大学総長を退任後、三菱総合研究所理事長として1年目の2010年、人口減少・超高齢社会の到来する日本の課題解決に向けた具体的な行動を起こそうと、産業界と地方自治体などの有志を募り「プラチナ構想ネットワーク」を立ち上げ、活動を続けてきた。この中で例えば、島根県の隠岐諸島の1つ海士町や、鹿児島県串良町の「やねだん」などでの取り組みを全国的にクローズアップして発信するなど、地道な取り組みを進めている。


『経営者賞』 泉谷 直木 氏 (アサヒグループホールディングス会長兼CEO)
 年間1億ケースを売り上げる「アサヒスーパードライ」がビール業界で首位を維持。少子高齢化で市場縮小が続く中でも、一貫して需要を掘り起こす姿勢が評価された。
「企業価値向上経営」を掲げて中核事業のビールや飲料を強化、ウィスキー、ワインに加えて食品、ヘルスケア、外食など事業領域も拡大している。また、海外事業も既にオセアニアやアジアを中心に進め、最近では欧州ビール4社を買収するなど、グローバルな視点で成長戦略を実行している。


『経営者賞』 牧野 明次 氏 (岩谷産業会長兼CEO)
「入社した時、創業者から『水素で飛行機が飛ぶようになるぞ』という話を聞いたことが忘れられません」と振り返る。
水素は「究極のクリーンエネルギー」と呼ばれるが、岩谷産業は1941年から取り組み、工場向けの水素販売や、「液化水素」の技術開発を進めてきた。牧野氏も89年から本格的に水素事業に携わってきたが、社内には利益につながるかわからない水素事業に反対の声もあった。


『経営者賞』 唐池 恒二 氏 (九州旅客鉄道会長)
 観光列車や「九州の7つの観光資源と魅力」を掘り起こした豪華寝台列車「ななつ星in九州」で九州の活性化を実現。他のJRと比べてもドル箱路線がなく、鉄道事業が赤字に陥る中で、非鉄道部門を強化した。
中でも不動産やマンション、ホテル、流通・外食、コンビニエンスストアなどの多角化をいち早く進めて売上高の6割を占めるまでに成長。2016年10月にはJR3島会社の中で最初に上場を実現させた。


『経営者賞』 デービッド アトキンソン 氏 (小西美術工藝社社長)
 ゴールドマン・サックスのアナリストから、神社や寺院など、文化財の修理・施工を行う小西美術工藝社の社長に転身した異色の経歴を持つ。
日光東照宮の国宝「陽明門」などの修復を手掛ける同社は、300年以上の歴史を持つ老舗の職人集団。同社のトップとして、「観光立国を目指す日本の切り札は文化財だ」という信念のもと、日本の伝統文化を発信する姿勢が評価された。


『経営者賞』 小林 りん 氏 (インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢代表理事)
 2014年8月、世界で活躍するリーダーを日本で育てようという使命感のもと、日本初の全寮制国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)」を開校。各学年50名程度の少人数教育を基本に世界で活躍する次世代人材を育成している。
生徒の7割がアジアを中心とする海外出身者。3年目に入った現在は39カ国から約150名の高校生が集う。異なる文化や社会的背景を持つ世界各地の子供たちが、寮生活で切磋琢磨しながら共に学んでいく、新しい教育スタイルを実践していることが高く評価された。


 

◆『財界賞・経営者賞』の選考委員

伊藤 邦雄 (一橋大学大学院商学研究科特任教授)
大宅 映子 (評論家)
小熊 征人 (日本経営倫理士協会理事長)
熊谷 亮丸 (大和総研執行役員チーフエコノミスト)
堺屋 太一 (作家)
柴生田 晴四 (東洋経済新報社前社長、経済倶楽部理事長)
嶌 信彦 (ジャーナリスト)
福川 伸次 (元通産事務次官、東洋大学理事長)
村田 博文 (司会兼任・総合ビジネス誌『財界』主幹)
                      (敬称略、五十音順)


財界賞とは
広く日本経済を牽引した有力財界人を表彰する財界賞・経営者賞は、「経営者にも文壇の芥川賞、直木賞のような賞があるべき」との創業者・三鬼陽之助の思いから始まり、財界賞は『財界』創刊の昭和28年度に、経営者賞は昭和30年度に創設されました。

 昭和28年度の第1回財界賞には東芝で社長、会長を務めた石坂泰三氏が、昭和30年度の第1回経営者賞には日清紡績の社長、会長を務めた櫻田武氏が選ばれています。

 財界賞・経営者賞は「百万人行かずとも我行かん」「この日本国を蘇生させる」というスピリッツを持つ財界人、産業人を独自の視点で表彰してきました。卓越した経営手腕と同時に、社会に資する倫理観、美意識を兼ね備えた人物を『財界』誌は今後も発掘していきたいと考えております。
 
 
 

 



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